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【2016年 年間ランキング】大躍進の乃木坂と欅坂、本家に迫る勢いを見せたAKB“公式ライバル”たち

オリコン 12/25(日) 8:40配信

【2016年 年間ランキング】大躍進の乃木坂と欅坂、本家に迫る勢いを見せたAKB“公式ライバル”たち

『2016年 年間シングルランキング』で5位にランキングした乃木坂46のシングル「サヨナラの意味」(2016年11月9日発売)

 ジャニーズアーティスト、AKB48グループ、EXILE TRIBE。現在の音楽シーンをけん引する三大勢力がその勢いを改めて見せつけたのが、2016年のセールスランキング。アーティストトータルセールスでは、嵐が“通算6度目&4年連続”首位獲得と前人未到の記録を打ち立てた。そのアーティストトータルセールスでは、乃木坂46が本家を越え、シングルランランキングでは欅坂46が“姉妹グループ”を抜いて上位に。“公式ライバル”勢が飛躍を遂げるなど、AKB48グループも新たな局面を迎えたようだ。

【シングルランキング表】TOP4独占のAKB48!“公式ライバル”勢も躍進

◆シングルTOP4独占のAKB48に続き、AKBの“公式ライバル”が躍進

 数多くの出来事があり、さまざまなトレンドが生まれた2016年のエンタテインメントシーン。そんな“激動”のこの1年のアーティストトータルセールスのトップに輝いた嵐は、通算6度目の栄冠となった。メンバー個々の活躍はもちろんのこと、11月から1月にかけては5年連続8度目となる5大ドームツアー全18公演を開催するなど、グループとしても桁外れのパワーを見せつけてきたこの1年。10月26日に発売されたアルバム『Are You Happy?』が瞬く間に年間No.1の地位を奪い、シングルも全作が年間トップ10、ライブ映像作品にも圧倒的な支持が集まるなど、その勢いには一部の揺るぎもない。2017年もその王座は安泰だろう。

 シングルでは、AKB48作品が上位4位までを独占するという“恒例”的なランキングを形成しているが、そのすぐ下で大きな変革が生まれている。トップ10に乃木坂46が16年に発表した作品が3作ランクインし、最新作「サヨナラの意味」がAKB48の背後にピタリと位置する形となった(アルバム『それぞれの椅子』も女性グループでは唯一のトップ10入りを果たした)。さらに、この2組に続く女性グループのポジションに欅坂46の3作品が収まっている。2016年に最も注目を集めたニューカマーであり、デビュー1年に満たない状況下でのこの成績は驚異的ですらある。アイドル然としない楽曲のクオリティ、センター・平手友梨奈が醸し出す大物感など、規格外のアイドルグループの登場は鮮烈ですらあった。「坂道」シリーズと称される乃木坂46と欅坂46は、「公式ライバル」として乃木坂46が結成されてから5年。『アーティストトータルセールスランキング』では、乃木坂46が3位、AKB48が4位と、その対決は新たな局面を見せていくこととなった。

 男性グループでは、Hey!Say!JUMP、関ジャニ∞、Kis-My-Ft2といったジャニーズアーティストが安定の強さを見せている(Hey!Say!JUMP、Kis-My-Ft2はアルバムランキングでも好位にポジショニングしている)。しかし他方では、SMAPがCDデビュー25周年、同じくKAT-TUNがCDデビュー10周年でその活動にひと区切りをつけるという衝撃的な動きもあった。「世界に一つだけの花」に日本中の“想い”が集まり、歴代セールスランキングのトップ3にまで押し上げたのは、2016年のミュージックシーンにおける最大のトピックではなかっただろうか。

◆宇多田ヒカルやHi-STANDARD、“原点回帰”で新たな伝説を刻む

 最終話視聴率20.8%と大台超えしたドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で“ムズキュン”男子を演じた星野源。その主題歌であるシングル「恋」とアルバム『YELLOW DANCER』が32位にランクイン。EXILE TRIBEのメンバーが出演し、ドラマ&映画で注目された『HiGH & LOW』のアルバムが5位。双方ともにアーティストだけでなく俳優としても飛躍した1年になった。

 シングルランキングではもうひとつ興味深い動きがあった。それがHi-STANDARDの「ANOTHER STARTING LINE」だ。伝説的パンクロックの雄が16年ぶりに発売したこの新曲は、事前告知を一切せずにゲリラ的に発表されたものだったにもかかわらず、週間1位を獲得するとともに、年間でも高いポジションを獲得。情報がすべてを制するとさえ言われ、通販・配信が幅を利かす時代に、あえて事前情報なし・店頭勝負という“原点”で立ち向かった男たちの“してやったり”の顔が思い浮かぶような結果といえよう。

 そして、アルバムで世間を賑わせたのは、長い沈黙を破ってアーティスト活動を再開させた宇多田ヒカルの『Fantome』(3位)。8年ぶりのニューアルバムは、天才と称された彼女の音楽センスに熟成と豊穣の期間を与え、高い完成度を伴うこととなった。複数形態での発売が中心の昨今にあって、1種類での発売に敢然と挑み、期待に違わぬ成果を残した、音楽シーンのジャンヌダルクとして宇多田伝説は新たな章へと進んでいく。

 バンドシーンで人々の耳目を集めたのがRADWIMPSとback numberの2組。2016年最大の“ブーム”となったアニメ映画『君の名は。』の音楽を担当し、一気に全国区へと羽ばたいたRADWIMPS(アルバム『君の名は。』が6位、アルバム『人間開花』が15位)。2015年に頭角を現したback number(アルバム『シャンデリア』が23位)はその世界観がさらに一般へと浸透した印象を覚える。

(文:田井裕規)


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161222-00000400-oric-ent
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